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Dell Precision T3400 †
Precision T3400 概要 †
法人向けワークステーション。後継はシングルソケットXeon機のPrecision T3500。
チップセット | Intel X38 Express / ICH9R |
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CPU | Intel Core2 Extreme / Quad / Duo LGA775 ×1ソケット 第2世代のCore 2(45nmプロセス)を搭載可能 |
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メモリ | DDR2-667/800 Unbuffered-ECC DIMM または Unbuffered DIMM ×4 最大16GB、ECCと非ECCの混在不可 |
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GPU | なし(PCI-Expressスロットへ増設) |
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サウンド | ADI 198x Integrated HD Audio(オンボード) BTOでCreative SoundBlaster X-Fi XtremeMusic?追加可能 |
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有線LAN | Broadcom NetXtreme I(5754) |
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スロット | PCI-Ex16(2.0)×2、PCI-Ex4 ×1、PCI ×3 構成変更時のスロット利用状況: IEEE1394カード(PCI) VGAカード(PCIEx16) SAS6/iR(PCIEx4) SoundBlaster X-Fi(PCI) |
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I/O | 前面USB×2、背面USB×6、内部USB×3、パラレル×1、シリアル×1 PS/2(キーボード/マウス)、オーディオIN/OUT、RJ45×1 IEEE1394選択時は前面×1と背面×2に端子あり |
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画像:CPU-Z
- その他
- 筐体はPowerEdge SC440に銀色仮面を取り付けたものに近い。
- ただしM/BはPCI-Ex16が2本存在するなど、SC440とはまったく異なることに注意。
- 構成により電源を375Wと525Wから選べる。
- 525W電源にはVGA用6ピンコードが2本存在する(未使用でも存在)。
- 2個のPCI-Ex16に挟まれた形でPCI-Ex4が存在する。2枚差しするなら要注意。
- PCI-Ex4スロットは形状としてはPCI-Ex8。
- SoundBlaster X-Fi XtremeMusic?は同一名のリテール版と異なるOEM専用基板。フロントパネルにあるヘッドフォン及びマイクロフォン端子への、内部接続ケーブル用コネクタを持つ。
- オンボードサウンド+内蔵スピーカーによるモノラル演奏が可能。
- SAS6/iRが選べるが、ICH9RによるMatrix RAIDも使用可能。
- 光学ドライブはBDも選択可能。
- 後継はPrecision T3500。
- オンボードRAID
- SATA HDDをM/BのSATA0〜5に繋いだ状態でBIOSをRAIDにするとオンボードRAIDが利用可能。
- ICH9Rを使ったRAIDなので、IntelのサイトからIRST(Intel Rapid Storage Technology)のドライバをダウンロードすれば初期投資費用なしで利用可。
- OSの導入にはF6ディスクをあらかじめ用意しておくと良い(OSによる)。
- Windows 7の利用について
- Windows 7 x64 Editionについては、すべてのドライバが認識された状態でインストールされる(RAID含む)。
- チップセットソフトウェアに関しては自力で導入する方が良い(Windows Updateで勝手に導入されてしまうため)。
- メモリ増設について
- Dell公式では最大8GB、非公式では16GBまで増設できる。
- メモリモジュールはUnbuffered ECCまたはUnbuffered NonECCを利用できる。ただし混在不可。
- 16GB搭載時、上位1GBはシステムに予約され、ユーザが利用することができない。
- HDD増設について
- 3.5"シャドウベイは2個。
- HDD設置時、基板が上を向く。
- ケーブル接続箇所が外板パネルギリギリのところに迫っているため、SATA/SASケーブルの先端はL字型コネクタが望ましい。